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Japanese rice fish

2024-05-01


■メダカの話
空前のメダカブームが続いています。ペットショップやホームセンターで手軽に買えることや、玄関先やベランダといった小さなスペースでも飼えること、他のペットに比べて飼育や繁殖が容易なこと、次々と様々な改良品種が出て楽しめることなど流行の理由はたくさんあると思います。何といっても可愛いし。
 ただし、ここで忘れてはならないことがあります。それは売られているメダカが改良種であり、自然界にいる在来種(ニホンメダカ)とは遺伝子が異なるということです。ですから
在来種保護のためにも飼えなくなったからといって絶対に河川や湖などに放流してはいけません。そこはミドリガメやブラックバスなどの問題と同じですね。
 命あるものですから最後まで面倒を見る。ましてやメダカの寿命は長くても2~3年ですし、やむを得ず誰かに引き取ってもらう際にも他のペットに比べれば、かなりハードルは低い筈です。

 「メダカの面倒すら見られない方はペットを飼うこと自体に不向きです。」

偉そうな言い方で恐縮ですが、小さなメダカの姿を見ていると、そう思ってしまうのです。





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